毎日トレーニングするのはアリなの?メリットとデメリットを解説

皆さま、こんにちは。
Personalgym ‰(パーソナルジムパーミル)のせいです。
「毎日、ジムに通っても問題ないの?」「回数を減らした方が良いって聞いたけど本当?」などの疑問を抱いておりませんか?
正解がわからず悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。
最初に結論からお話ししますと、毎日トレーニングしても問題ありません。
ただし、ポイントを押さえていないと、効果を感じにくくなったり怪我につながる恐れもあります。
ここでは毎日ジムでトレーニングするメリットとデメリット、注意したいポイントなどを解説しています。
今回も皆さまにとって有益な情報を記載しますので、最後までよろしくお願いします。
1.毎日トレーニングしても良いか?
一般的に、ジムに通う頻度は週に1〜3回程度が良いと言われています。
実際の頻度は、トレーニングの目的や体力などにあわせて設定することが多いでしょう。
参考に、およその目安を紹介します。
【目安】
・運動に慣れていない方(初心者):週1〜2回
・体をしっかり鍛えたい方(筋トレメイン):週2〜5回
以上から分かる通り、毎日、ジムへ通ってトレーニングすることが推奨されているわけではありません。
トレーニングの効率や怪我のリスクなどを考えてのことです。
ただし、週1〜3回以上、通ってはいけないわけではありません。
体力や時間が許せば、毎日、ジムへ通うこともできます。
毎日通いたい場合は、メリットとデメリット、注意点などを理解しておくことが大切です。
基礎的なポイントを押さえておかないと、トレーニングの効率が悪くなることも考えられます。
2.毎日トレーニングするメリット
毎日、ジムへ通う主なメリットは次の通りです。
効果が早くでやすい
ダイエットが目的の場合は、毎日ジムへ通うと効果を早く出しやすくなります。
毎日運動をすることで消費カロリーと基礎代謝を引き上げられるためです。
体重の増減は、基本的に摂取カロリーと消費カロリーの差で決まります。
前者が多ければ太り、後者が多ければ痩せるのです。
毎日ジムへ通うと活動量と筋肉量が増えるため、消費カロリーと基礎代謝がアップします。
従って、痩せやすくなると考えられます。
意識を高めやすくなる点もポイントです。
毎日、ジムへ通うと、ダイエットやトレーニングを常に意識するため、暴飲暴食などを控えやすくなります。
たとえば、おやつに手が伸びた時に、トレーニングのことを考えて我慢するなどが考えられます。
この点も、ダイエットの結果に影響を与えてくれるでしょう。
ダイエットの効果を早く出しやすくなる点は、毎日ジムへ通うメリットです。
コストパフォーマンスを高められる
利用するジムが月額制、定額制の場合は、毎日通うことでコストパフォーマンスも高められます。
一回あたりの利用料金を引き下げられるためです。
参考に、一ヶ月あたりの会費が10.000円のジムでシュミレーションします。
【利用頻度とコストパフォーマンス】
・週1回(月4回):1回あたり2.500円
・週2回(月8回):1回あたり1.250円
・週3回(月12回):1回あたり833円
・週4回(月16回):1回あたり625円
・週5回(月20回):1回あたり500円
週5回通うと、一回あたりの利用料金は週1回通うときの5分の1になります。
利用料金が5分の1になってもジムでできる事は同じです。
特定のトレーニングマシンを使えなくなるなどは基本的にありません。
コストパフォーマンスを高めたい場合は、できるだけ多く通う方が良いと言えるでしょう。
運動習慣を定着させやすい
見逃せないメリットとして挙げられるのが、運動習慣を定着させやすくなる事です。
毎日ジムへ通っていると、生活の一部に組み込まれるため運動を継続しやすくなります。
たとえば、「仕事帰りはジム」が習慣になって、意識していなくても立ち寄ってしまう状態などが考えられます。
このような状態になると、ジムへ通わない日、体を動かさない日は、不快感を抱くようになるでしょう。
トレーニングの継続は、結果を出す上で最も重要なポイントです。
優れたメソッドでトレーニングを行っていても、数回限りでは結果を出せません。
運動習慣を定着させたい方は、ジムへ通う回数を意識的に増やすと良いかもしれません。
3.ジムに毎日通うデメリット
毎日、ジムへ通うことにはデメリットもあります。
検討している方は、次の点に注意が必要です。
正しい知識がないと怪我のリスクが上がる
正しい知識がないまま、毎日ジムへ通うと怪我のリスクが高まります。
頑張りすぎて過度な負荷をかけてしまったり、正しいフォームを身につけていなかったりするためです。
たとえば、筋肉痛の時は原則として休息を取る必要があります。
筋肉繊維が傷ついている上、柔軟性も失っているためです。
無理をすると怪我をしてしまいます。
正しいフォームを身につけないままトレーニングを行うこともオススメできません。
狙っていない筋肉や関節、靭帯に過度な負荷をかけてしまうためです。
高負荷のトレーニングでは、一回でも怪我の原因になりえます。
運動習慣がない方は、トレーナーから指導を受けられるジムを選ぶのが良いでしょう。
正しいフォームや負荷設定などを学べるため、怪我のリスクを抑えながらトレーニングを行えます。
時間的な負荷が増す
毎日、ジムへ通うと、時間のやりくりが難しくなります。
これまでの生活を継続しながら、トレーニングの時間を確保しなければならないためです。
仕事や家事、学業などが忙しいと、負担を感じることもあるでしょう。
したがって、毎日ジムへ通いたい場合は、利用しやすいジムを選んでおくことが大切です。
利用しやすさは、アクセスと営業時間などをもとに評価できます。
生活圏内にあるジム、24時間営業のジムは、基本的に利用しやすいといえるでしょう。
仕事前や仕事後の空いた時間などを活用できるためです。
利用するジムは、ライフスタイルを踏まえて選びましょう。
モチベーションの低下を招く
毎日ジムへ通うと決めると、状況によってはモチベーションの低下を招いてしまいます。
サボりぐせがつきやすくなるためです。
トレーニングの頻度別に1週間、休んだ時の気持ちを解説します。
【休んだ時の気持ち】
・週1回:1回休んだから次は行こう
・毎日:7回も休んでしまった、続けられそうにないな。
休んだことに罪悪感を抱きやすい方は注意が必要です。
毎日ジムへ通うと、ウェアの準備、洗濯、時間の確保などの負担もかかります。
思っている以上に大変な取り組みかもしれません。
前述の通り、トレーニングは継続することが何より大切です。
ほとんどのジムは、最低利用回数などを設けていません。
毎日通うことが難しい場合は、自分に合っている頻度を見つけましょう。
4.毎日ジムに通う際の注意点・ポイント
ここからは、毎日ジムに通う時に意識したいポイント、注意したいポイントを解説します。
同じ部位の筋トレを連続して行わない
毎日ジムへ通う場合は、同じ部位の筋肉を続けて鍛えないようにします。
たとえば、筋肉痛があるのにもかかわらず、前日に続いて大腿四頭筋を鍛えるなどのトレーニングは基本的にNGです。
筋トレをすると、筋繊維は損傷します。
損傷した筋繊維は元よりもわずかに太く修復されます。
元通りに修復すると、同じ負荷で再び損傷してしまうためです。
このプロセスを繰り返すことで筋肉は強く、太くなります。
修復に必要な時間は、筋肉の部位で異なります。
部位ごとの目安は次の通りです。
【修復に必要な時間】
・胸筋、背筋、大腿四頭筋など:72時間
・上腕二頭筋、上腕三頭筋。大臀筋など:48時間
・腹筋など:24時間
この間に、トレーニングを重ねると、回復、並びに筋肥大を妨げてしまう恐れがあります。
したがって、同じ部位の筋肉を続けて鍛えることはオススメできません。
一般的に、筋トレ初心者は、回復時間を48時間に設定すると良いでしょう。
無理なトレーニングをしない
毎日ジムへ通うと疲労が溜まりやすくなります。
疲れや筋肉痛があるときは、軽めのトレーニング、あるいは休息を心がけましょう。
無理をしても、効率よく体を鍛えられないためです。
たとえば、筋肉痛があると、体を動かしにくくなります。
正しいフォームを取れないため、狙っている筋肉を刺激できません。
それどころか、狙っていない筋肉、関節、靭帯に負荷をかけてしまうこともあります。
効率が悪くなるだけでなく、怪我のリスクも高まるでしょう。
また、前述の通り、筋肉の回復、筋肥大も妨げてしまう恐れがあります。
無理をすると、結果を出しにくくなることも考えられるのです。
疲労や筋肉痛を感じるときは、休息もトレーニングの一環と考えて、体を休めることが大切です。
トレーニングする部位やメニューをローテーションさせる
以上を踏まえると、毎日ジムへ通う場合は、トレーニング内容に工夫が必要です。
同じメニューを繰り返すだけだと、特定の筋肉に負荷をかけ続けることになってしまいます。
基本の取り組みとして挙げられるのがトレーニングの分割(分割法)です。
分割の方法は様々ですが、1日目は胸筋、2日目は背筋、3日目は下半身を鍛えるなどが考えられます。
この方法であれば、毎日ジムへ通いつつ、各筋肉に一定の回復期間を設けられます。
さらに、次のメリットも期待できます。
【メリット】
・全身の筋肉を鍛えられる
・1回あたりのトレーニング時間を短縮できる
数日に分けてトレーニングを行うため、適切なメニューを組めば全身の筋肉をバランスよく鍛えられます。
同様の理由で、1回あたりのトレーニング時間を短縮できる点も魅力です。
合理的なトレーニング方法といえるでしょう。
栄養補給を欠かさない
損傷した筋肉の修復には休養と栄養が必要です。
栄養が不足していると、ハードなトレーニングを行っても筋肉は成長しないでしょう。
基本のポイントは、五大栄養素(タンパク質・炭水化物・脂質・ビタミン・ミネラル)をバランスよく摂ることです。
まずは、バランスの良い食生活を心がけます。
その上で、積極的に取りたい栄養素が、筋肉の材料になるタンパク質です。
タンパク質は、鶏肉、牛肉、マグロの赤身、卵、牛乳などに多く含まれています。
摂取のタイミングは、トレーニングを終えてから30分以内が理想です。
ただし、このタイミングで食事を摂れる方は少ないでしょう。
こだわりたい方は、トレーニング後にゆで卵やチーズを食べたり、プロテインを摂ったりすると良いかもしれません。
ゆで卵やチーズは、保管方法に十分な注意が必要です。
なるべく朝に通う
ジムへ通う時間帯にも注意が必要です。
運動を習慣化したい方は、朝にジムへ通うと良いでしょう。
前の予定に影響されにくいためです。
たとえば、残業で遅くなって、通えなくなるなどの心配は基本的にありません。
運動により頭がスッキリすると考えられている点も魅力です。
過去の研究で、中強度の運動を短時間行った直後に認知機能の向上が確認されています。
朝のジム通いは、1日の生産性を高めてくれる可能性があります。
5.毎日ジムに通う場合のメニュー・スケジュールの例
毎日、ジムへ通う場合は、どのようなメニュー・スケジュールを組めばよいのでしょうか。
参考例を紹介します。
月曜日:上半身の日「チェストプレス・ラットプルダウン・シーテッドロー・ダンベルフライなど」
火曜日:有酸素運動の日「ジョギング」
水曜日:下半身の日「レッグプレス・レッグカール・アブダクターなど」
木曜日:有酸素運動の日「エアロバイク」
金曜日:上半身の日「ベンチプレス・デッドリフト・サイドイズ・ショルダープレスなど」
土曜日:有酸素運動の日「スイミング」
日曜日:下半身の日「バックスクワット・ブルガリアンスクワット・ハックスクワットなど」
上記のスケジュールであれば、一定の回復期間を設けつつ全身の筋肉を鍛えられます。
疲れが気になる場合は、火曜日・木曜日・土曜日のいずれかを完全休養日にするとよいでしょう。
6.毎日ジムへ通うときはトレーニング内容を工夫
ここでは、毎日ジムへ通う時に意識したいポイントなどを解説しました。
毎日ジムへ通っても問題はありませんが、休息あってこそ筋肉のパフォーマンスは向上します。
休息が十分に確保できない場合は、しっかりと休むようにしましょう。
いくら部位ごとに分けていると言っても、体に負荷を変えているのは一緒です。
最初は週に2回のトレーニングから始めてみて、効果が出ないようであれば3回、4回、5回と増やしてみるのがオススメです。
私は週に4〜5回ほどのトレーニングでも効果を実感しています。
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